ウッドデッキとタイルデッキ、お庭に設置するならどっち?選び方をご紹介

お庭にデッキを設置したいけれど、「ウッドデッキとタイルデッキ、どちらを選ぶべきか迷っている…」という方は多いのではないでしょうか。
それぞれにメリット・デメリットがあり、デザインや耐久性、メンテナンス性に違いがあります。
この記事では、人工木のウッドデッキとタイルデッキの特徴を、さまざまな角度から徹底比較し、ライフスタイルに合わせた最適な選び方をご紹介。
これを読めば、あなたのお庭にぴったりのデッキがきっと見つかります!
目次
人工木デッキとタイルデッキ、どちらを選ぶ?
ご家庭によって重視するポイントは異なります。
ここでは、「耐久性・メンテナンス性」「用途・目的」「テイスト・デザイン」「将来的な柔軟性」の4つの観点から、それぞれどちらのデッキがおすすめかを解説します。
ぜひ、ご自身に合ったデッキ選びの参考にしてください。
耐久性・メンテナンス性で選ぶなら

耐久性やメンテナンス性を重視するなら、タイルデッキがおすすめです。
タイルは耐久性に優れ、汚れがついても水洗いなどで簡単にお手入れできます。色あせや変形の心配も少なく、長期間美しい状態を保てるのが魅力です。
一方、人工木デッキは樹脂と木粉を配合した素材で、製品によっては経年による色あせや変形が起こる場合があります。
雨染みや汚れが残りやすいこともありますが、近年は性能が向上しており、耐候性や汚れに強いタイプの商品も登場しています。気になる方は、高性能タイプの人工木デッキを選ぶのがおすすめです。

また、人工木デッキを設置する際には、デッキ下の雑草対策も重要です。
デッキ下のスペースは日が当たりにくく、雑草が生えると手入れが大変になることも。
メンテナンスの手間を減らすために、あらかじめコンクリートで舗装するなどの対策をしておくと、より快適に長く使えます。
用途・目的で選ぶなら

遊び場としての安全性を重視するなら人工木デッキ、バーベキューやペットとの暮らしを楽しみたいならタイルデッキがおすすめです。
人工木デッキは樹脂を主成分とした素材で、足触りが柔らかく、安全性が高いのが特徴です。火を使うバーベキューや花火には不向きですが、小さなお子さまやペットが安心して遊べるスペースとして最適です。
一方、タイルデッキは耐熱性・耐火性に優れた素材のため、バーベキューや花火なども安心して楽しめます。さらに、傷に強く、においも残りにくいため、ペットのいるご家庭にもおすすめです。ただし、表面が硬く滑りやすい場合もあるため、転倒時のケガには注意が必要です。
テイスト・デザインで選ぶなら

高級感やスタイリッシュさを重視するならタイルデッキ、ナチュラルで温かみのある雰囲気を求めるなら人工木デッキがおすすめです。
タイルデッキは、重厚感と高級感を演出できるのが魅力。
形状・サイズ・カラーのバリエーションも豊富で、モダンやシック、モノトーンなど、スタイリッシュで洗練された印象に仕上げることができます。表面の質感もさまざまで、デザイン性の高い外構づくりが可能です。
一方、人工木デッキは木のぬくもりを感じられる自然な風合いが魅力。
天然木のような風合いを再現した商品もあり、庭に馴染みやすく柔らかな印象を与えてくれます。植栽との相性も良く、ナチュラルや北欧風、リゾートスタイルなど、落ち着きのある空間にぴったりです。

また、人工木デッキはリビングの延長として屋内外に一体感をもたせることもでき、室内とお庭の統一感を大切にしたい方にもおすすめです。
将来的なことも考えるなら

長期的なコストパフォーマンスを重視するならタイルデッキ、
将来的なレイアウト変更や撤去のしやすさを重視するなら人工木デッキがおすすめです。
タイルデッキは、耐久性・メンテナンス性ともに優れており、長期間美しい状態を保てるため、結果的にコストパフォーマンスの高い選択といえます。
ただし、解体や撤去の手間がかかるため、将来的にお庭のリフォームやレイアウト変更を検討している場合は注意が必要です。
一方、人工木デッキは比較的設置・撤去がしやすく、レイアウト変更にも柔軟に対応できるのがメリット。ライフスタイルの変化に合わせて空間を見直したい方には、扱いやすい選択肢といえます。
おすすめの人工木デッキとタイル商品をご紹介
それぞれの特徴を踏まえて、次にエクステリア業界を代表するメーカーであるタカショーのおすすめ人気商品をご紹介します。
デザイン性と機能性を備えた人工木デッキ「エバーエコウッドリアル」

人工木デッキ「エバーエコウッドリアル」は、デザイン性と機能性を兼ね備えたタカショーの人気デッキ材です。
一枚一枚のデッキに色のゆらぎをつけ、表面には凹凸加工を施すことで、従来の人工木材では表現できなかった”圧倒的にリアルな木目の表情”を再現しています。
カラーは「アンバー」「オリーブ」「セピアブラウン」「グレー」の4色展開。(※95㎜幅仕様の場合は「アンバー」「オリーブ」の2色)。
お庭や室内のフローリングに合わせて選べるため、統一感のある上質な空間づくりが可能です。
また、人工木でありながら水や汚れに強い構造も特長のひとつ。
表面を樹脂で保護しているため、水分や汚れが内部に染み込みにくく、サイディングのように内部まで浸透しません。汚れに強いことを実証する実験動画もご用意していますので、気になる方はぜひこちらからご覧ください。
デッキ上で食事を楽しむ方やペットのいるご家庭からも「お手入れがとにかく簡単!」と高く評価されています。うっかりこぼしてしまっても、水洗い&ひと拭きできれいに!

人工木の弱点とされる雨染みにも強く、設置から一年経過しても見た目の変化がほとんどないという安心感も、多くのお客様に選ばれる理由です。
質感と深みのある風合いが美しいタイル「セラ レバンテ」「アヴェルサ」
ガーデンタイル「セラ レバンテ」と「アヴェルサ」は、美しさと耐久性を兼ね備えたタカショーの人気タイルシリーズです。
タイルは吸水率によりⅠ類からⅢ類に分類され、焼成温度が高いⅠ類のタイルほど吸水率が低く、より硬いタイルとして分類されます。タカショーで取り扱っているタイルはすべてⅠ類のものを使用しているので、吸水率が低く水のシミや汚れがつきにくいのも特長です。

「セラ レバンテ」は、和洋どちらの空間にも調和する、コンクリート調のガーデンタイルです。
カラーは「グレー」「ブラック」の2色。落ち着いたグレートーンが、外構全体を引き締め、スタイリッシュで上質な印象を演出します。
こちらの事例では、重厚感のあるタイルが外構を引き締め、シェード付きパーゴラとの組み合わせにより、日差しをやわらげながら快適で心地よいプライベートテラスを実現。
耐久性・メンテナンス性にも優れており、”リビングから続くもう一つのくつろぎスペース”として活躍します。

「アヴェルサ」は、深みのある表情が魅力の天然石調ガーデンタイルです。
カラーは「シルバー」と「ディープグレー」の2色、サイズは4パターンをご用意。住まいに合わせて組み合わせることで、上質でハイセンスな空間を演出できます。
こちらの事例では、2色のタイルを組み合わせることで、単調にならず個性が際立つ仕上がりに。白を基調としたテラス空間で、非日常を感じる上質なガーデンタイムを楽しめます。
以上、人工木デッキとタイルデッキのご紹介でした。
どちらもそれぞれに魅力と特長があり、快適で心地よいライフスタイルを叶えるためには、空間や用途に合ったデッキ選びが大切です。
ぜひ特性を理解したうえで、理想のガーデンライフを実現してください。
また、タカショーの商品をご検討の際は、こちらからお近くの施工店へお気軽にお問い合わせください。
お庭の理想を実現するお手伝いをいたします。




















