空間づくりで防犯を強化!エクステリアから考える安全な住まい

空間づくりで防犯を強化!エクステリアから考える安全な住まい

近年、住宅の外構に求められるのは“見た目の美しさ”だけではありません。
家族が安心して暮らせる「安全性」もまた、住まいづくりの大切な要素です。

侵入者の多くは、まず「外まわり」から様子を伺うといわれています。つまり、防犯はエクステリアの設計段階から考えることが重要です。

フェンスや門扉、照明といった外構アイテムを上手に組み合わせることで、デザイン性を損なうことなく、防犯性の高い空間をつくることができます。今回は“おしゃれに防犯する”エクステリアの工夫をご紹介します。

防犯エクステリアの基本:見せる防犯と隠す防犯

住まいの防犯を考えるうえで大切なのは、「侵入されにくい印象をつくること」と「見通しの良い空間を保つこと」です。そのためには、“見せる防犯”と“隠す防犯”を上手に組み合わせることがポイントです。

見せる防犯 ―「入りにくい」と感じさせる空間演出

まず大切なのは、「ここは入りづらそう」と感じさせる“見せる防犯”。
フェンスや門扉でしっかりと敷地を囲い、侵入のハードルを上げることが基本です。

ただし、重厚な塀で完全に閉じてしまうと、外からの視線が届かず、逆に“侵入しても見つかりにくい空間”になってしまうことも。

そこでおすすめなのが、ほどよく視線を遮りながらも抜け感のあるデザインフェンス。

スリットや格子デザインを取り入れることで、プライバシーを守りつつ、外からの「見守り効果」も保つことができます。

照明を組み合わせれば、夜間でも明るく安心感のある印象に。特にアプローチや門まわりに光を添えることで、「人の気配がある家」という印象を与え、自然な防犯効果を生み出します。

隠す防犯 ― デザインに溶け込ませる“さりげない安心”

一方で、“隠す防犯”は、機能を前面に出さずに防犯性を高める工夫です。

たとえば、植栽で視線をやわらかくコントロールしたり、ライティングで死角をつくらないよう空間全体を演出したり。光と緑を活かすことで、無機質になりがちな防犯対策に自然な美しさが加わります。

また、門扉やフェンス、カーポートのデザインを建物と統一することで、“防犯のための設備”ではなく、“空間を構成するデザインの一部”として印象づけることも可能です。

防犯を感じさせない洗練されたデザインは、住む人の安心感を高めるだけでなく、訪れる人にも上質な印象を与えます。

フェンス・門扉編:境界を“魅せる”

防犯の基本は、外と内の「境界」を明確にすること。しかし、それは“閉ざす”ことではなく、“魅せながら守る”ことでもあります。

フェンスや門扉は、住まいの印象を左右する重要なアイテム。選び方ひとつで、防犯性とデザイン性の両方を高めることができます。

フェンスでつくる「見せる境界」

従来の防犯フェンスといえば、無機質で高い塀を想像しがちですが、最近は“見せる防犯”を意識したデザインフェンス”が主流になっています。

スリットや格子を活かした抜け感のあるデザインは、プライバシーを確保しながらも外からの“見守りの視線”を残すことができます。

また、フェンスの高さにもポイントがあります。高すぎると死角ができ、逆に侵入を助けてしまうケースも。1.2〜1.8m程度の高さで、視線をほどよく遮るバランスが理想です。

さらに、素材やカラーを建物や植栽と調和させることで、防犯を意識させない自然な空間づくりが可能に。木目調やマットブラックなど、落ち着いたトーンのフェンスはモダンな住宅にも和の外構にもなじみ、上質な印象を与えます。

門扉でつくる「安心の入り口」

門扉は、住まいの“顔”であり、外からの侵入を防ぐ最初の場所です。開放感を保ちながらも、侵入をためらわせる構えをつくることが重要です。

特に効果的なのは、オートロック機能付きの門扉や二重構造のアプローチ。道路から玄関までをダイレクトにつなげず、クランク状(L字型)に設計することで視線を遮りながら防犯性を高めることができます。

また、フェンスと同様に、門扉も“見た目”の印象が大切。住まいの外観や外構デザインと調和させることで、防犯設備ではなく”空間デザインの一部”として自然に馴染みます。

フェンスと門扉のトータルデザインで生まれる安心感

防犯性を高めるうえで大切なのは、アイテム単体ではなく全体の統一感です。
フェンスと門扉のデザインを揃えることで、空間に一体感が生まれ、「計画的に整えられた家」という印象を与え、心理的な抑止効果も期待できます。

照明編:光で“守る”と“魅せる”夜のデザイン

防犯の観点からも、”光のデザイン”は非常に重要なポイントです。
明るすぎず、暗すぎない絶妙なバランスで照らすことで、安心感と美しさを両立した夜の外構空間をつくることができます。

特に効果的なのは、人感センサー付きライトやタイマー制御照明。人の動きに反応して自動で点灯することで、不審者の侵入をためらわせる効果があります。

また、アプローチや玄関まわり、植栽を柔らかく照らすローボルトライトを組み合わせれば、夜でも安心して歩ける安全な動線を確保しながら、美しい陰影のある演出照明としても楽しめます。

照明計画を“防犯のための設備”ではなく、住まいの魅力を引き立てるライティングデザインとして考えることがポイントです。

植栽編:緑で“隠す”と“見せる”安心デザイン

植栽は、空間を彩るだけでなく、防犯にも大きな役割を果たすエクステリア要素です。配置や樹種の選び方次第で、視線をコントロールしながら安心感のある外構空間をつくることができます。

ポイントは、死角をつくらずに自然な目隠し効果を生むこと。高すぎる生垣や茂りすぎた植栽は、不審者の隠れ場所になるリスクがありますが、低木やシンボルツリーをバランスよく配置することで、適度に視線を遮りつつも見通しの良い“セミオープンな空間”を演出できます。

また、葉が密に茂るヒイラギナンテンやアベリア、ピラカンサなどは、防犯植栽としても効果的です。トゲのある植物や密集した枝葉が、自然な“グリーンバリア”となり、敷地への侵入を防ぐ抑止力を発揮します。

さらに、植栽の根元に照明を組み合わせることで、夜間も明るく、安心感のある景観を保てます。柔らかな光に照らされた樹木の陰影は、防犯性とデザイン性を兼ね備えた上質なナイトガーデンを演出します。

植栽を“防犯のための要素”としてだけでなく、暮らしを豊かにしながら安全を守るデザインパートナーとして取り入れることがポイントです。

防犯に役立つおすすめ商品

防犯性とデザイン性を兼ね備えた”エバーアートボード門扉”

防犯性とデザイン性を両立した外構づくりにおすすめしたいのが、タカショーの人気商品「エバーアートボード門扉」です。

足掛かりとなる凹凸を極力なくした構造で、侵入リスクを抑える防犯性の高い門扉です。さらに、豊富なデザインバリエーションも魅力。

カラーは定番カラーの5色に加え、人気の「エバーアートボード」シリーズのカラーを別注で選べるため、住まいの雰囲気に合わせて理想のファサードをつくれます。

また、防犯性を高めるオプションも充実。「レバーハンドル錠」や「オートロック」などを組み合わせることで、より安心感のある玄関まわりを実現できます。

また門扉と同シリーズの「エバーアートボードフェンスセット」を合わせれば、外構全体を統一した美しいデザインに。門まわりから敷地境界まで、一貫した世界観でまとめることで、防犯性と景観のどちらも向上します。

プライバシーも美しさも叶える格子フェンス”千本格子シリーズ”

ほどよい透け感で、目隠ししながらも開放感を得られる人気商品が「千本格子シリーズ」です。

縦格子デザインのため足が掛かりにくく、防犯性にも優れているのが特長。最大高さは2.4mまで対応でき、しっかりと敷地を守りながら外観の美しさも引き立てます。

また、豊富なカラーバリエーションも魅力で、特に木目調カラーは植栽との相性が良く、自然に溶け込む柔らかな印象を演出します。

格子のすき間を調整すれば、プライバシーを守りつつ開放感も確保でき、目線の誘導、または視線誘導にも最適です。

防犯性・デザイン性・目隠し効果のすべてを叶える、使い勝手の良い外構アイテムです。

お家を守り美しく演出する屋外照明「ガーデンアップライト ルーメック」

植栽や樹木を美しく照らしながら、安心感を与える人気の屋外照明が「ガーデンアップライト ルーメック」です。

明るさは5段階に調整可能で、外構全体を明るすぎず、暗すぎず、お好みの雰囲気に選ぶことができます。さらに光の広がりも2種類から選べ、狭く集中させてスポット的に演出したり、広く拡散させて空間全体を柔らかく照らしたりと自由に演出できます。

お家に明かりを灯すことで、防犯効果も高まり、夜間でも安全・安心に過ごせます。美しい光で外構を彩りながら、防犯性も備えた機能的なアイテムです。

以上、防犯エクステリアの基本から、おすすめアイテムまでご紹介しました。

フェンスや門扉、格子デザイン、屋外照明や植栽など、外構の要素を上手に組み合わせることで、デザイン性を損なわずに防犯性の高い空間をつくることができます。

特に、タカショーのアイテムは、見た目の美しさと安心感を両立した商品です。ご検討の方は、こちらからお近くの施工店を探してぜひお問い合わせください。

家族が安心して暮らせる住まいづくりのため、防犯を意識した外構デザインを取り入れ、快適で美しい暮らしを実現しましょう。

この記事を書いた人

中川昂己

中川昂己

温泉・サウナ・阪神好きな、販売促進課のWeb担当です。 趣味で得た気づきや、仕事で培った経験を活かして、読者の「ちょっとした悩み」を解決するお手伝いができればうれしいです。