目かくしフェンス、上手に選べていますか?選び方と事例紹介
お家に住んでいて目かくしが欲しいと思ったことはありませんか?
窓からお隣の家の人が見えてしまう、ちょっとポストに郵便物を取りに行く時に人目が気になる、洗濯物を干すときや庭でくつろぎたい時など、意外とお家で過ごしている中で外部からの視線が気になることは多いです。
今回はシーンや用途に合わせた目かくしの事例とおすすめフェンスをご紹介します。
目次
目かくしフェンスが必要な理由
目かくしは、外からの視線を遮ってくれるものです。
設置することでよりプライバシーが確保され、安心な暮らしをもたらしてくれます。目かくしのないお家では、隣家や道路からの視線を遮るために、室内のカーテンを閉めっぱなしで過ごすケースが多くみられます。
窓を開けて新しい空気を取り込んだり、日光を取りいれることは健康に生活する上でも大切なこと。
また、敷地内に人が入るのを防ぐなど、防犯面においても有効的に活躍してくれます。
安心安全でウェルネスな生活を送るためにも目かくしを設置してみましょう。
目かくしフェンスを設置するときのポイント
目的を明確にする
目かくしを設置する時は、何のために目かくしが必要なのか「目的」をはっきりとさせましょう。
人によって目かくしをしたい場所や理由は異なります。
冒頭でも紹介したように、隣の家との境界に目かくしが必要な人もいれば、玄関前に欲しい人、人目を気にせず庭でくつろぐために設置したい人もいます。
用途によって必要な高さや幅・素材が変わってくるのであらかじめ目かくしを取り付ける目的を明確にしておきましょう。
フェンスの高さを考える
フェンスを設置するときは地面から低すぎても目かくしの効果はありませんし、高すぎると圧迫感を与えてしまいます。
大人の目線から家の敷地を隠せる180cm~200cmの高さが目安とされていますが、設置場所やお家の外観・室内からの眺めによって最適な高さは変わるので、一度施工会社にご相談することをおすすめします。
フェンスのすき間・格子の向きを考える
フェンスのすき間や格子の向きでも見え方がガラッと変わります。
フルスクリーンの完全目かくしタイプもあれば、すき間があるタイプのフェンスや格子の向きが縦か横かで、見え方の印象は変わります。適度にすき間をつくれば風通しや光が差し込み、快適に暮らすことができます。
【参考記事】
フェンスのすき間と格子の向きの選び方の記事はこちら
目かくしの事例とおすすめアイテム
目かくしの定番「アルミフェンス」
フェンスの中でも比較的身近なアルミフェンス。
アルミに木柄のシートをラッピングしたアルミフェンスは、家の外観や植物とも調和し、見た目のデザインも美しいフェンスです。
地面から高いところにフェンスが設置されていますが、繊細なすき間デザインで風通しがよく、閉鎖的になっていないのがポイント。家全体を囲うことで目かくしの機能だけでなく、小さなお子さまやペットが敷地の外へ飛び出すのを防ぐ効果もあります。
【おすすめアイテム】
デザイナーズスタイルフェンス
モダンでシャープなラインを取り込んだフェンス。全7色の植物に合わせやすいカラー展開で、緑や花とのコーディネートが楽しめます。
外部からの視線を100%カットする「ボードフェンス」
ボード状のフェンスで囲うことで、外部からの視線を100%カットすることができ、庭にもう一つの部屋が誕生します。
角にすき間を開けることで、外への導線も確保でき、適度に景色も取り込める圧迫感のないプライベート空間が完成!窓を開けて室内と外を繋ぐ空間での暮らしをお楽しみ頂けます。
フェンスの前に植物を植えることで殺風景にならず、癒される空間に。
道路側から見た写真です。支柱は地面に埋めているのでスッキリとした外観になります。玄関ドアと合わせた優しい木柄のカラーがお家の外観として統一感をもたらしてくれます。
【おすすめアイテム】
エバーアートボードユニットフェンス2型
フェンスの表裏でボードの柄を変えられます。カラーや柄の展開はなんと70色以上!お気に入りのフェンスがきっと見つかります。
和風の空間にもマッチする「竹垣フェンス」
お隣のお家との境界に用いられている竹垣。和風の建物にぴったりな目かくしです。
リアルな表情の人工竹垣なのでフェンスとして永く使用できます。目かくしとしてだけではなく、和のお庭をコーディネートするのに雰囲気をぐっとアップさせてくれる優れたアイテムです。
【おすすめアイテム】
e-バンブーユニット
人工竹垣でありながら、細かな筋や節の一つ一つまで本物の竹のように忠実に再現しています。
自然光を取り入れられる「ポリカフェンス」
半透明のポリカーボネートでできたフェンスは視線を遮りながら光を取り込むことができます。外から見た時にも少し透けて見えるので圧迫感を感じないフェンスです。
内側からみた写真です。完全目かくしタイプのフェンスのデメリットは、光や風も遮ってしまうので影になり、場所によってはカビやコケが生える可能性もあります。
ポリカーボネートは光を通すので日陰にならずに植物を育てやすいのも特長。
お天気のいい日にテラスでお茶や食事を楽しむのにぴったりです!
【おすすめアイテム】
エバースクリーンポリカBタイプ
シンプルな構造だからこそオリジナリティのある空間を創れるアイテム。
植栽を考慮して下段のポリカーボネートを外し、風通しを確保することもできます。
フレームのカラーは13色から選択いただけます。
通気性を確保できる「縦格子フェンス」
すき間のある縦格子のフェンスは、真正面から見ると目かくし効果は薄いですが、斜めからみると中が見えにくくなっており、通行人や車から見えにくいので道路側に面している場所の目かくしにぴったりです。通気性が良く風通しも抜群!
【おすすめアイテム】
千本格子ユニット
縦の格子がスタイリッシュな印象を与えてくれるフェンス。
目隠し効果が高く、繊細な表情が美しい「格子すき間30mmタイプ」と、
風と光を程良く通し、見る角度によって視線を適度に遮る「格子すき間53mmタイプ」の2種類をご用意しております。
スリット部材×ルーフ空間の組み合わせ
シェードと横格子を組み合わせたテラスは、お隣の家の2階からの視線もカットし、家族団らんの場としてくつろげるスペースになっています。
壁面はボード状の目かくしでしっかり囲いながら、植栽やライトを施すことで殺風景にならず、圧迫感を感じないガーデン空間に。外からだけでなく、室内からの眺めにもこだわった目かくしです。
玄関を出てすぐ道路に面したお家でしたが、屋根付きのスリットにより適度な目かくしと門柱を兼ね備えたファサードに仕上がりました。
機能性だけでなく、黒色のモダンな建物に合わせたデザインが統一感をもたらせてくれます。
ちょっと郵便物を取りに行きたいときも、人目や身だしなみを気にせず取りに行けるファサードになっています。
いかがでしたでしょうか?
目かくしフェンスは日常のちょっとしたストレスを解消してくれたり、暮らしの幅が広がる便利な外構アイテムです!
フェンスの設置をご検討の方はお近くの施工会社にお問い合わせください。