ジャパンディとは?エクステリアにもおしゃれな外構デザインを!

ジャパンディとは?エクステリアにもおしゃれな外構デザインを!

屋内・外での暮らしのスタイルが多様化する中で、最近注目を集めているのが「ジャパンディ」スタイル。

もともとはインテリアの世界で人気のスタイルですが、近年では庭やテラス、玄関周りなどエクステリアにも広がりつつあります。

とはいえ、ジャパンディスタイルって「どんなデザインなの?」「どう取り入れればいいの?」と、まだピンときていない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、まずジャパンディスタイルの基本をわかりやすく解説。その後、インテリアだけでなくエクステリアにも応用できるアイデアや実例をご紹介します。住まいに取り入れたくなるヒントがきっと見つかります。

ジャパンディとは?

ジャパンディスタイルとは、日本と北欧のデザインを融合させた、シンプルで落ち着いた暮らしのスタイルです。

日本の伝統的な素材感や簡素な美しさを活かしつつ、北欧の機能的で温かみのあるデザインを組み合わせることで、自然な風合いや素材感を大切にした、素朴でありながらも機能的な美しい空間をつくり出します。

主な特徴
素材感を活かす:木や石、竹など自然素材をできるだけそのまま見せる
シンプルで無駄のないデザイン:装飾を控え、空間にゆとりを持たせる
落ち着いた色合い:ベージュ、グレーなど、自然界にある柔らかい色を基調にする
機能性と美しさの両立:使いやすさや暮らしやすさを大切にする

モノトーンの落ち着いた色使いにあたたかな木目を組み合わせたり、シンプルで落ち着いた植栽を配置したりすることで、屋外でも洗練されたジャパンディ空間を演出できます。

こんな方におすすめ

ジャパンディスタイルは、シンプルで落ち着いた空間を好む方や、自然素材や和の雰囲気を暮らしに取り入れたい方に特におすすめです。

具体的には、次のような方にぴったりです。

・生活をシンプルに整えたい方
 生活に必要な最低限の物だけを置き、無駄をそぎ落としたシンプルな暮らしを目指す方

・自然の癒やしを取り入れたい方
 観葉植物や木・石などの自然素材を暮らしに取り入れ、心地よい安らぎを感じたい方

・ナチュラルで洗練された空間が好きな方
 シンプルで機能性の高いインテリアや、整ったデザインの空間を好む方

・インテリアと外まわりを統一したい方
 室内だけでなく、庭や玄関、テラスなど屋外空間もトータルでおしゃれに整えたい方

ジャパンディスタイルを取り入れることで、日々の暮らしが心地よく、自然と調和した落ち着いた空間になります。

エクステリアに広がるジャパンディ

ジャパンディスタイルは、室内だけでなくお庭やファサードなどのエクステリア空間にも応用できます。

自然素材やシンプルなデザインを取り入れると、外でも「ほっ」と落ち着く洗練された雰囲気が作れます。ここでは、お庭とファサード、それぞれの楽しみ方を紹介します。

お庭にジャパンディスタイルを

お庭は、ちょっとした日常の疲れをリセットできる場所。ジャパンディを意識すれば、家の外でもゆったりした時間が楽しめます。

植栽をシンプルに整えつつ、木目調の内天井や石材のタイルなど、素材の自然な風合いを活かすのがポイント。そうすることで、周囲の自然を感じながらコーヒーを飲んだり、本を読んだり、友人とおしゃべりしたり…贅沢な時間が過ごせます。

木や石の自然な風合いと静かな環境があるだけで、気持ちが落ち着いて、体も心もリフレッシュ。毎日の生活にちょっとした贅沢感と活力が生まれるんです。

ファサードにジャパンディスタイルを

玄関まわりや外観も、ジャパンディでまとめると家全体がぐっと洗練されます。

例えば、グレーを基調にした外観に淡い木目柄のアクセントを加えるだけで、落ち着いた色合いと自然素材の上質感を演出できます。装飾はあえて控えめにして、直線的な門屋根や門袖を取り入れると、シンプルだけど存在感のあるファサードに。

さらに低木やグリーンをさりげなく置くことで、建物と自然がふんわり調和され、ジャパンディらしいシンプルさと和モダンの落ち着いた印象を両立。全体のバランスが自然に整い、訪れる人にも「素敵だな」と思ってもらえるはずです。

ジャパンディスタイルを取り入れると、室内だけでなく外まで統一感が出て、住む人も来る人も自然にくつろげる空間に。お庭や玄関先にちょっと手を加えるだけで、毎日がぐっと豊かになるのが魅力です。

ジャパンディスタイルの外構をご紹介

ここでは、実際にジャパンディスタイルを取り入れた施工事例を2つご紹介します。「自然と調和した、上質なくつろぎ空間」をつくるヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。

自然と調和する、上質な“くつろぎ空間”

木目天井とブラックフレームが織りなす上品なコントラストが印象的なジャパンディスタイルのテラス。

シンプルで無駄のないデザインに、温もりを感じる天然素材のチェアやラグを合わせることで、和の静けさと北欧の心地よさが調和した空間に仕上がっています。

昼は家族の団らんスペースとして、夜は照明の灯りに包まれる癒しのひとときを過ごせる屋外リビングです。

【使用商品】
Rテラス(天井:アクティオーク)
エバーアートボードウォールセット(ラスティコッパー)

風がめぐる、穏やかで心地よい庭

自然なトーンの色合いと北欧町のニュートラル色(白、グレー)を組み合わせた上質で落ち着きのある空間スタイル。

「風の通り道」をコンセプトに、建物内外の統一感とシームレスな空間利用を実現したデザインが特徴。

テラスには「ホームヤードルーフⅡ」を採用し、風通しの良いスクリーンやデザインパネルを使用することで圧迫感を軽減。風になびく姿が美しいグラス類の植栽を多く取り入れることで、涼し気な印象を与えます。

庭から住まいまで心地よい風を通す庭が生まれました。

【使用商品】
ホームヤードルーフシステムⅡ(ナチュラルパイン)
アクセントパネル リズム(アクティオーク)

以上、ジャパンディスタイルについてご紹介しました。

“和の落ち着き”と“北欧のシンプルさ”を融合したデザインは、今後も注目のトレンドです。
おしゃれで上質な外観づくりの参考にしてみてください。

この記事を書いた人

中川昂己

中川昂己

温泉・サウナ・阪神好きな、販売促進課のWeb担当です。 趣味で得た気づきや、仕事で培った経験を活かして、読者の「ちょっとした悩み」を解決するお手伝いができればうれしいです。